「自分って、つまらない人生送ってるなぁ」と、ネガティブになることはありませんか? 人生を楽しむにはどうすればいいのでしょうか? コラムニストのラブホの上野さんに、つまらない人生を変える方法を教えてもらいます。
うつなどの病気が原因の場合を除けば、人生を「つまらない」と感じてしまう原因はほぼ1つ。
「自分の意思で何も行動していない」ということになるでしょう。
休日に誰かと遊びに行くのも惰性。仕事も惰性。恋愛も惰性。
「流れに身を任せている」と言えば聞こえはいいですが、要するに自分の意思で行動をしていないような場合に、人間は「人生がつまらない」と感じるものでしょう。
もちろん、そんな生活は楽しくはないものの楽ではあるので、そのような人生を否定するつもりは御座いません。
しかし、もしもそんな人生を変え、楽しい人生にしたいのであれば、少しずつでもいいので意思を持った行動をする必要が御座います。
意思ではなく行動を変える

こんな記事をお読みの時点で「人生を楽しくしたい」という意思を持っていることに違いありません。ならば、あとはその意思を行動に乗せるだけ。
それだけで人生を楽しくすることは決して難しくありません。
「意志のある行動をしよう」なんて考えて、そのような行動ができるのであれば最初から誰も苦労など致しません。
意思を変えた程度で、人間は変わることができないのです。人間が変わるためには意思ではなく“行動”を変えるしかありません。
人生を楽しくするためにすべき行動
それでは、人生を楽しくするためにすべき具体的な行動を解説させていただきましょう。
(1)起伏を作る

「つまらない人生」を一言でまとめると、「起伏のない人生」のことで御座います。
重要なのは起伏。つまり、起(良い出来事)でも伏(悪い出来事)でもいいので波を作ることが重要になるので御座います。
もちろん「起」を作ることができるのであれば、それに越したことは御座いません。しかし、「起」を作ろうと思って「起」を作ることができるのであれば、そもそも「つまらない人生」になどなることはないでしょう。
ですので、人生を楽しくするのであれば、まずは「起」ではなく「伏」を作るのです。「伏」を作れば、自ずと今この瞬間が「起」になり人生に「起伏」を作ることができるのです。
ただ、「伏」を作るといっても、借金を背負うなどの重たいものを作る必要は全く御座いません。
人気YouTuberの東海オンエアさんなどは、動画の度に罰ゲームを設けて「伏」を作っております。彼らのまねをするのはともかく、参考にするには非常に良い見本になるでしょう。
例えば、「1週間エレベーター使用禁止生活」とか「1カ月電車で座るの禁止」とか。その程度で構いません。その程度であっても、人生に「伏」を作り、相対的に今の人生を「起」とすることはできるでしょう。
ちなみにこの方法は実際に私もやっている方法であり、これまでに私が受けた罰は「2日間断食」「1カ月コンビニ禁止」「山手線半周歩く」など。
どれも単純につらくて二度とやりたくはないのですが、その「伏」を逃れた瞬間は家の近くにあるファミリーマートですら、銀座の高級店のように感じました。
(2)何かを作る

もしも過去にイラストや執筆、音楽などのクリエイティブな趣味をした経験があるのであれば、それを再開するといいでしょう。
まずは、何でもいいので「作品を作る」という経験を一度してみることをおすすめさせていただきます。
2,000~3,000円でできる陶芸体験でも構いません。また、ガラス細工体験でもアクセサリー作り体験でも何でもいいのです。
作るという経験は、人生を超高確率で楽しい方向に導くことは間違いありません。もちろん、そのような経験が全く楽しいと感じられない方も中にはいらっしゃいますが、それは作った後に考えればいい話でしょう。
(3)あえて失敗する行動をする

例えば、友人と食事に行ってその店が信じられないほどまずかったとしましょう。その時に「最悪だ」と考える人は、残念ながら人生を楽しくすることが難しいと言わざるを得ません。
「まずいものはまずい」と捉え、その店に低い評価を与えること自体は何の問題も無いでしょう。上述したように、人生の「伏」を作るという意味でも、「まずいものをまずい」と捉えること自体は何の問題も御座いません。
しかし、それを「嫌な思い出」としてのみ記憶してしまうと、残念ながら人生にどんどん「嫌な思い出」ばかり増えてしまい、人生はどんどん悲しい方向に進んでしまいます。
さらに、失敗を「嫌な思い出」と捉えてしまうと、行動することが嫌になり、どんどん「意志のある行動」をしなくなってしまうのです。
ですので、失敗を「嫌な思い出」ではなく「良い経験」と捉えることが、楽しい人生には必要不可欠です。
詭弁のようになりますが、嫌なことがあるからこそ楽しいことがあるのです。もしも楽しいことしかなかったら、それはもう楽しいことではなく「普通のこと」になってしまうのです。
とはいえ、失敗を受け入れて、慣れるようになるのは簡単なことでは御座いません。日頃から失敗に対して免疫を持つような生活をして慣れていかなければ、失敗を良い経験にすることは難しいのです。
それでは、失敗に免疫を付けるためにはどうすればいいのか。それは、ずばり「意図的に失敗するような経験を積むこと」が最も簡単な方法でしょう。
例えば、私は知らない街に行った時に、お店のことをネットで一切調べずに適当に選んでお店に入るようにしておりますが、これはまさにその典型。あえて失敗するように行動をしているのです。
そして、そのように失敗をしまくっているからこそ、いざ失敗をしてしまったとしても「まぁこれも良い経験だ」と開き直ることができているのだと思います。
楽しい人生は得てしてつらい

「楽しい」と「楽」は同じ漢字を使いますが、個人的にはこの2つの言葉はむしろ真逆の意味を持っていると考えております。
楽しいことは得てしてつらいのです。楽しい運動は疲れますし、楽しい趣味もやっぱり疲れます。楽しい飲み会は金がかかってつらいですし、楽しい恋愛は得てして苦しいことだらけです。
逆に、楽なことは得てして楽しくありません。
一日中家でゴロゴロしているのは確かに楽なことかもしれませんが、それを楽しい思い出としていつまでも記憶することは難しいでしょう。誰とも関わらないのは非常に楽なのは間違いありませんが、これもやはり基本的には楽しい思い出にはなりません。
楽しいことは得てしてつらく、楽なことは得てして楽しくないのです。
楽しい人生と楽な人生のどちらが良いとか優れているという話をするつもりは御座いません。どちらにもそれぞれ良いところはあることでしょう。
ですが、もしも皆さまが楽な人生ではなく、楽しい人生を歩みたいのであれば、時にはあえてつらいことをしてみるのも良いかもしれません。